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農家になるには? 農業で田舎暮らしを満喫するには? 無計画な田舎暮らしはじめて農業経営10年目、なりゆき農家の筆者が語る、日本の田舎と農村の、夢と現実。失敗しない新規就農、成功する田舎暮らしのコツ。兼業農家からアグリビジネスまで。 |
農家になる!農業へ転職に挑戦!? |
田舎暮らしで農業しよう!とお考えの皆さま、また本格的に新規就農をと思っている皆さま、そして農家になれるの?!と思った皆さま、「田舎で農業を」へようこそ。
当サイトは、新規就農して農家になることを目指す方、気軽に田舎暮らしと農業を想う方々に、間違いない道を進んでいただくようガイドするものです。
私こと「里山あぐり」は13年前に都会から田舎の農家に転職し、現在はハウス25アールの野菜栽培を経営し、なんとか田舎生活を過ごしています。農家になることはなったがイマイチ失敗している私なりに、新規就農希望のみなさんが、どのような計画で新規就農すればいいのか? それとも就農しない方がいいのか? そんな情報提供をしながら、農業に転職する構想をまとめるお手伝いができればなぁと思っております。
また、気軽に農村で田舎暮しをとお考えのみなさま。田舎暮らしをはじめたら周囲はほとんど農家ですから、農家の行動や気持ちを知っておくことが、楽しい農村暮らしの第一歩です。農村での田舎暮らしに不可欠な農業業界の話題を提供できたらと思います。
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酪農家のなり方 
農業って難しいのでしょうか?
農業そのもの、農作業そのものは、それほど難しいことではなく、誰でもできる仕事です。
本来、ヒトにっとって最低限必要な作業ですし、農耕民族日本人の遺伝子には、農業の資質が組み込まれています。ですから、誰でも、農業に憧れます。そして、農作業をしてみると、心が安まります。それは、ある意味、本能が満たされているからでしょう。農耕が本能だとすれば、難しいことではないはずです。誰しも皆、それなりに農作業にとりくむことができます。
ところが、農業経営、と言った場合に、とたんに話しはややこしくなります。
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農業は、誰でもできるべきなのですが、実は、他の職業と違って、明日から農業開始します!とはいきません。営利目的で農業を始める場合、いろいろ難しいのです。
技術が必要、設備や資本装備がいる、資金もいるなどなど、経営ですから、はじめるには最低限の条件があります。もっとも、これらの条件は、自営業を開始するならあたりまえのことですね。
農業がただの自営業とことなるのは、「農地」という特別な場所で仕事をするところです。
農業は土地とつながった産業です。田畑からものを生み出すという意味だけではなく、その土地をとりまく風土や地域社会と表裏一体の関係なのです。ただ製造する産業ではない。もともとはその地域にあった生業(なりわい)、それが経済社会に対応するために、農業経営へと変化していったものなのです。
農地は、ふつうの土地と違って、農地法という特別な法律で管理されています。
誰でも彼でも、農地を借りたり売買したりできないのです。農地にそのような規制がかけられているのは、農業が地域社会と不可分の「生活文化」だからです。ですから、農業をしようと思って、自分の農地を手に入れる場合、まず、「地元の農家」にならないといけません。
農業生産法人などに就職すれば、こういうややこしい話はなく農業に従事できますが、自営業として独立した農家になろうとするばあい、非農家出身のサラリーマンなどは、いくつものハードルを越えなければならないのです。
農家の出身でない人が、農家を目指す! 都会出身者が田舎で農業を目指す! このことを新規就農と呼びます。
田舎暮らしを考えたときに、仕事が問題になりますが、農業を仕事の候補として考える人も増えてきています。
都会でしがないサラリーマンで一生を終わるより、年齢や学歴や職歴に関係なく、誰でもチャレンジできるビッグチャンスとして、農業に夢を描く人もいるでしょう。
ただし、自営で農業を開始するならば、田舎暮らしという課題の他に、新規就農という高い壁を越えなければなりません。チャレンジしがいはあるのですが、ほんとうにそこまでするのか? 「農業をやりたい!」 と口にする前に、どこまでやるのか? よく考える必要があります。
ところが、「農業」と「農」の区別があいまいな人が、多いと思いました。
「農業」と「農」の区別、これはあくまで私なりの定義なのですが、はっきり区別したほうがいいと思います。
農業は農を仕事とすること、農は作物を育てるということです。
「農業」と言った場合、とにかくこれで食ってかなきゃいけない、家族を養っていかなきゃいけない、ですから収益を最大限優先する考えです。
「農」ということであれば、作物や土や環境調和を優先するということになりましょう。
「農業」とはビジネスのことですから、田畑家畜から、いかに金を生み出すか! それが重要です。会社経営をするのと同じ発想が必要です。お金にまつわるストレスがあります。
それにくらべて「農」はいいですよ。採算を度外視して、作物をとりまく小宇宙をじっくり見ながら、人間と自然との調和を目指す・・・少し大きめの貸農園を借りて、「農」にじっくりとりくんで田舎暮らしを満喫してはいかがでしょう? 年間を通して自給野菜を作るだけでもけっこうな作業になります。いろいろな観察をして、いろいろな技術にトライすれば、奥が深いライフワークになるはずです。
収益におわれる「農業」(ただの仕事、お金を気にするビジネス)
それとも
心豊かな「農」(ただの趣味以上のライフワーク)
あなたがやりたいのはどちらなのか? もう一度じっくり考えてみてください。
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・・どんなスタンスで就農しますか? ●アグリビジネスマン●農業をシビアにビジネスと捉え、綿密な計画で就農する。農村や業界の雰囲気に呑まれないクールさと自信が要求される。成功すればお金と時間の豊かな田舎ぐらし? ●なりゆき農家● 農村と業界の流れに身を任そう。そうすれば自然と農業をやるハメに。余所者ではなく真の田舎者になれる、これぞ農村田舎暮らしの王道。ただし、経済的には最悪。 ●農業法人正社員●農業生産法人に正社員として転職。農作業以外に営業もあるかも。安定した経済とひきかえに、晴耕雨読と昼寝付きの自由さは失う。会社の将来性を見極められるかがポイント。 ●逆兼業農家● 仕事は農外で本格的週末農業を! ライフワークとして農に取り組めば農村や業界とも関係良好。農業からボーナス収入も? 「もぐりの農家」こそオイシイとこどり。 【図解】コース別農業のはじめ方 ↓ ↓ ↓ ↓ ※詳細は「新規就農概論」を読もう! |
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ゆる〜く農業に興味がある人もいれば、自分の人生にとって農業はマストだ!という人もいるでしょう。
程度の差こそあれ、農業に関心があって、ここを読んでいると思います。
農業へのスタンスは、いくつかのパターンが考えられます。みなさんそれぞれの考え方や個性に、最適な農業の捉え方を見つけてほしいと思います。自分にとって、どういう農業が合っているのか? それを間違えると、大変です。
では、どんなふうに考えていけば、正しく、自分なりの農業を見つけられるのでしょうか?
農業をはじめるステップ1「まず見つめ直そう」です。
何故あなたは農業を目指すのですか?
◯自然のなかで働きたい ◯土や植物とふれあうのが好き ◯人にとって大切な仕事だから ◯農業後継者問題はオレが解決してやる! ◯田舎で暮らすからには農業やらなきゃ ◯チャレンジできるやりがいのある仕事だから ◯これからビジネスチャンスがある ◯とにかくやりたいから・・・・・・
いろいろな理由があると思います。家庭菜園ではあきたらず、本格的にやってみたいなぁと思っている人も、もうそうとう農業をやる気になっていて、毎日自分が農業に従事している場面をイメージしている人もいると思います。いずれにせよ、「農業をやっている自分」を想像すると、なんだか、ウキウキしてくる気分かもしれません。
もし、あなたがそういう感じなら、逆に「農業でうまくいかない状態」を強くイメージしてみてください。
◯作物が思うように育たない ◯病気が出て全滅した ◯相場が下がり産地廃棄がはじまった ◯貯金がもう底をついてきた ◯web直売をはじめたが注文がない ◯妻と仕事をしていてもケンカばかり ◯腰を痛めて作業がきつい ◯登録農薬が無く病害虫になす術が無い ◯地域や学校の役員が正直負担だ ◯中古トラクターの調子が悪く仕事にならない・・・・・・・・
農業でうまくいっていない場面、次々と想像できたでしょうか?
たぶんあまり想像できないのではないでしょうか? そうだとしたら、あなたはまだ情報収集が不足しています。農業に関する情報で「悪い情報」をもう一度、徹底的に検索しなおして、直視するべきです。
潜在的に「農業は厳しい」という深層心理を今の日本人は誰しもがもっています。
「農業をやりたい!」と願っているあなたは、知らず知らずのうちに「農業は厳しい」という深層心理にがっちりとフタをして、「自分なら農業ができる!」と自分を鼓舞しているのです。これは、もちろん大切な姿勢で、農業経営をスタートする場合にはとても重要なマインドコントロールです。
しかし、いまいちど考え直してください。
そして農業に関するマイナスの情報を徹底的に収集してください。あなたの想定する農業ではどんなトラブルが起こりうるのか、徹底的に洗い出してください。
その過程で、悪い情報に対する自分なりの解決策を思いつくかもしれません。
農業をやっていない今だからこそ思いつく解決策があります。また、あらかじめ準備しておけば避けられるトラブルもあるはずです。
つまり、実際に農業を始める前に、リスク管理をシュミレーションしておく必要があるのです。
リスク管理の癖をつけておくことは、成功する営農においてとても大切です。
こうしたシュミレーションで、トラブルを解決する手段をほとんど思いつかないとしたら、たぶん実際の営農でもそういう結果になると思います。はじめから「なんとかなるさ」と決して思わないことです。今の日本の農業のおかれている状態では、残念ながら、ポンっと飛び込んでいってなんとかなる、そういう雰囲気でもありません。
「農業をやりたい!」 その気持ちはよくわかります。でも「農業」ではなく「農」でもいいんじゃないでしょうか? 「農業」と「農」を区別する考え方についてはこちらをお読みください。
「農業をやりたい!」という気持ちをあきらめることは、ぜんぜん恥ずかしいことではありません。田舎暮らしの希望が先にあって、できれば農業なのか? なにがなんでも農業なのか?
冷静に考えて直してみてください。
では、ステップ2以降では、ビジネスとしての農業「業」コース、ライフワークとしての「農」コース、に分かれて説明していきましょう。
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1反(たん)
=300坪
=10アール(10a)
=10メートル×100メートル
=1000平米
1町(ちょう)
=10反
=1ヘクタール(1ha)
=100メートル×100メートル四方
農業現場で使われる用語/田舎暮しのキーワードなどの解説集。地域性などもあるので、あくまで筆者の独断と偏見に満ちた私家版です。ぼちぼち構築中です。
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