農家になるには? 農業で田舎暮らしを満喫するには? 無計画な田舎暮らしはじめて農業経営10年目、なりゆき農家の筆者が語る、日本の田舎と農村の、夢と現実。失敗しない新規就農、成功する田舎暮らしのコツ。兼業農家からアグリビジネスまで。 |
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仲卸 なかおろし
仲卸業者とは、市場(いちば)でセリに参加して、野菜や魚を競り落としている人たち。卸業者と、小売りの間に入っているのが仲卸。
ふつうイメージだと「卸し」とは、市場から小売店に商品を橋渡しする仕事、と思うでしょう。青果業界では、市場to小売の中間の役目は「卸し」ではなく「仲卸し」なのです。いわゆる「卸し」のことを正式には「仲卸業者」というわけだ。
では、青果業界の「卸し」は何をしてるかというと、農協などの生産団体の荷を受けて、仲卸や小売り業者にセリ売りなどで分配する役割。セリ人(セリを仕切る人)は、卸業の人だ。
ふつうのイメージだと「市場の人」と思える役割を果たしているのが「卸業者」なのだ。市場の数の1.5倍だけしか卸業者はいないので、事実上市場を仕切っている人が卸業者ということになる。卸しは市場を仕切る人、仲卸しは市場に出入りする人、って感じかな。
で、ほんとの市場の職員は、市場全体の管理と公平性を監督する役割になる。
農水産物の市場取引は、市場法で、細かく業務内容が決められている。卸業者と仲卸業は認可制で、誰もがかってにできるのではなく、その縄張りも法律で保護されている。いわゆる自由経済主義のヒトたちから見ればトンデモな「規制」なのだろうが、そもそも、国民に平等に野菜や鮮魚が行き渡るようにとの法律でありシステムなのだ。
昔は、野菜の供給は不安定で、完全な自由取引にまかせてたら、野菜相場は常に乱高下する世界になってしまい、消費者にとっても生産者にとってもよくない、それを防ぐために現在の仕組みを作ったのだ。
ところが、最近は野菜の供給が技術革新のおかげで安定してきた。それと、安定供給じゃないと取引しないスーパーが小売り界のリーダーになった。その結果、セリの必要性が薄れ、市場を通さない市場外相対取引が主流になりつつある。ていうか、市場外相対取引をやらないと野菜農家は生き残れないという雰囲気である。
こんな時代なので、市場(いちば)システム自体が、大変革を迫られることになり、2009年以降、規制が大幅に緩和されることに決まった。やがて、仲卸業者と卸業者の境界が、事実上、無くなるのであろう。
これまで、卸業者の手数料は農産物セリ値の何%と法律で決められていた。だから卸業者は農家と農協の仲間であり味方であった。農協の営業販売部イコール卸業者みたいなところもあった。しかし、卸業者の取り分%も自由化される。そうなると、農家や農協は、卸業者と対等の商取引をしなければならなくなるのだ。
農家→農協→市場[卸し]→仲卸し→小売り→消費者
このシステムが諸悪の根源みたいな風潮だが、私にとっては、それなりに良いシステムだ。私の経営の大部分はこのシステムに依存していてメリットも大きい・・・・ということは、やはり私の経営が、かなり時代遅れってことに、なっちゃうなぁ。
仲卸業者とは、市場(いちば)でセリに参加して、野菜や魚を競り落としている人たち。卸業者と、小売りの間に入っているのが仲卸。
ふつうイメージだと「卸し」とは、市場から小売店に商品を橋渡しする仕事、と思うでしょう。青果業界では、市場to小売の中間の役目は「卸し」ではなく「仲卸し」なのです。いわゆる「卸し」のことを正式には「仲卸業者」というわけだ。
では、青果業界の「卸し」は何をしてるかというと、農協などの生産団体の荷を受けて、仲卸や小売り業者にセリ売りなどで分配する役割。セリ人(セリを仕切る人)は、卸業の人だ。
ふつうのイメージだと「市場の人」と思える役割を果たしているのが「卸業者」なのだ。市場の数の1.5倍だけしか卸業者はいないので、事実上市場を仕切っている人が卸業者ということになる。卸しは市場を仕切る人、仲卸しは市場に出入りする人、って感じかな。
で、ほんとの市場の職員は、市場全体の管理と公平性を監督する役割になる。
農水産物の市場取引は、市場法で、細かく業務内容が決められている。卸業者と仲卸業は認可制で、誰もがかってにできるのではなく、その縄張りも法律で保護されている。いわゆる自由経済主義のヒトたちから見ればトンデモな「規制」なのだろうが、そもそも、国民に平等に野菜や鮮魚が行き渡るようにとの法律でありシステムなのだ。
昔は、野菜の供給は不安定で、完全な自由取引にまかせてたら、野菜相場は常に乱高下する世界になってしまい、消費者にとっても生産者にとってもよくない、それを防ぐために現在の仕組みを作ったのだ。
ところが、最近は野菜の供給が技術革新のおかげで安定してきた。それと、安定供給じゃないと取引しないスーパーが小売り界のリーダーになった。その結果、セリの必要性が薄れ、市場を通さない市場外相対取引が主流になりつつある。ていうか、市場外相対取引をやらないと野菜農家は生き残れないという雰囲気である。
こんな時代なので、市場(いちば)システム自体が、大変革を迫られることになり、2009年以降、規制が大幅に緩和されることに決まった。やがて、仲卸業者と卸業者の境界が、事実上、無くなるのであろう。
これまで、卸業者の手数料は農産物セリ値の何%と法律で決められていた。だから卸業者は農家と農協の仲間であり味方であった。農協の営業販売部イコール卸業者みたいなところもあった。しかし、卸業者の取り分%も自由化される。そうなると、農家や農協は、卸業者と対等の商取引をしなければならなくなるのだ。
農家→農協→市場[卸し]→仲卸し→小売り→消費者
このシステムが諸悪の根源みたいな風潮だが、私にとっては、それなりに良いシステムだ。私の経営の大部分はこのシステムに依存していてメリットも大きい・・・・ということは、やはり私の経営が、かなり時代遅れってことに、なっちゃうなぁ。
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=300坪
=10アール(10a)
=10メートル×100メートル
=1000平米
1町(ちょう)
=10反
=1ヘクタール(1ha)
=100メートル×100メートル四方
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